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団らんを究める日々

この世に足りないのは「団らん」だと思う。本物の団らんとは何かを追い求めるブログ。

阿蘇を訪ねて三百里〜旅とは「遠方」が「近所」になることだ〜

阿蘇に行く」

「(息子と)2人でも行く」

妻が言い出した。

目的は

阿蘇復耕祭~奇跡の1000人田植え」だ。

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イベントは土曜。

土曜は基本的にボクは仕事なので
休みが取れまいが私は行くとのスタンス。

「行きたいけどどうかな?」
という相談ではなく

「(あなたを置いてでも)行く。」

という報告だ。

事後報告だ。

妻は、家族を巻き込む重要案件ほど
事後報告する習性がある。

結婚して4年9ヶ月。

もう、慣れてきた(笑)

もちろん家族三人でいきたい。

この機会を逃すと
熊本を訪れるのが随分先になるような気がして
ボクも決心。

土曜は無事休みを頂くことができた。

交通手段は融通性とコスト面で自家用車。

子どもの負担を考え金曜21時に出発し

夜中に距離を稼ぐ作戦に出た。

片道600km以上。

甘く見ていた。

容赦なく眠気が襲う。

あまりに眠すぎて
香川県で3回PAに寄る・・・

妻は頭痛で運転不能。爆睡。

走れども走れども

ナビの残距離数は減らない。

中間地点の山口県防府市に着いた頃には
完全に夜が明けていた。

妻は少し眠れた様で
運転をバトンタッチ。

「どうしても12時に着きたい」

妻の強い思いがアクセルペダルを踏み込ませ

見事な激走で12時ごろ会場に着いた。

メインの田植えはできなかったが
30以上の出店とライブを楽しむことができた。

終盤には元光GENJI大沢樹生らも
たまたま近くにいて噂を聞きつけたらしく
会場を訪れ
メッセージをくれた。

最後は和田アキ子
を全員で合唱。
終日の雨でみんな泥だらけになりながら
逆にそれが一体感を生んで
イベントは盛り上がった。

運営に携わった方の中には
地震直後から復興のために
命を削るような働きをしてきた知人たちがいる。

イベント直前はさらに睡眠時間を削っての準備。

ボクの睡眠不足とはレベルが違う。

復興に懸けている人たちの凄みを感じた。


イベント終了後は
限定営業中の阿蘇プラザホテルで一泊し
翌日イベントの発端となった産神社や
倒壊した阿蘇神社を観て
帰路に着いた。

只々
観光で熊本を訪れただけだ。
だがそれによって
今までよりも熊本を近くに感じることができた。
これが今回の一番の収穫だと思う。

どこか遠くの出来事ではなくて
足を少し伸ばせば行ける近所で起こった事。

日本という小さな島国の中で起こった事。

海を隔てた四国だって本州だって
当事者なんだなって
行ったからこそ感じることができた。



今回植えられた青々とした苗が
小金色の稲穂に変わる頃
また、訪れよう。